概要
今回はMailTrapを使ってメール送信の動作確認方法を紹介します。
MailTrapとは仮想SMTPサーバーで、安全にメール送信の動作確認をできます。
(トラップというくらいだから危なそうだけど、安全なんですよね)
「メール送信処理のコードは書けたけど、サイト公開前に実際メールが飛んでるかどうやって確認するん??」といった方向けです。
前提
今回はPHPでのメール送信処理になるため、コード作成済み&実行環境が整っている状態が前提となります。開発環境の構築方法は別記事で紹介しているので、まだの方はご参考までに。
MailTrapのアカウント作成
まずはMailTrapを使うためにアカウント作成を行いましょう。※無料なのでご安心ください
まず、以下のMailTrap公式サイトにアクセスします。
https://mailtrap.io/
アクセスしたら、「Sign up for free」を選択し、アカウント登録をします。
ログインできたら、サイドバーの「Email Testing」を選択します。
「My Inbox」を開きます。こちらがテストメールの受信箱になります。
「Show Credentials」をクリックすると、SMTP情報が表示されます。
コードにSMTP情報を設定
SMTP情報をプログラムコードに設定します。
メール送信処理の実装方法については別記事にて紹介していますので、以下をご覧ください。
PHP サンプル
$mail->isSMTP();
$mail->Host = 'sandbox.smtp.mailtrap.io';
$mail->Username = 'username'; //Username入力
$mail->Password = 'password'; //Password入力
$mail->SMTPAuth = true;
$mail->SMTPSecure = 'tls'; //TLSで設定
$mail->Port = 465;
こんな感じでコードの各箇所にSMTP情報の通りに入力します。
コードが書けたら実行して、My Inboxに届いていれば正常に動いていることになります。
※無料ユーザーは50通までしかメールを保管できません。50を超えると古いメールから削除されるためご注意ください。
以上、MailTrapを利用したメール動作確認方法でした。
安全かつ簡単にメール送信確認を行えるのでおすすめです!